2021/10/08 16:59
『保養を用いずして、ただ薬と鍼・灸を用いて病を攻むるは、たとえば国を治るに徳を用いず、下を治むる道なく、臣民恨み反むきて、乱を起こすを鎮めんとて、兵を用いて戦うがごとし。』
養生もせずに、薬や鍼灸で病を治そうとするのは、人望を持ち合わせず、ルールもなく、政治をする君主に、国民が反乱を起こしたのを、軍隊で鎮圧するようなものです。
『人望があり、ルールのもとに政治をおこない、国民を大切にする君主であれば、国民は自然と尊敬し、反乱も起こさないはずです。』
気分に任せて好き勝手に生活しては、体が「このままではまずい!」と反乱を起こし、様々な未病の症状があらわれます。それを薬で無理に抑えつけても、根本的な解決にはならないのです。
今月から動き出した 『 岸 田 新 政 権 』はどうでしょうか❓ 期待です❕
【子いわく、人にしてはかり無ければ、必ず近き憂い有り】
「遠い将来の備えをしてないままでは、必ず近い未来に問題が起こる。」です。